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エンドマークに希望と涙を添えて

凍った時間が動き出す…。


※かなり長め、興味ない人はスルーしていいですよ!


さとりさんたちがコールドスリープに入ってから半年が経った。


私と瑠衣さんは終わりなき戦いの最中にいた。


私と瑠衣さん、二人別々では勝てる可能性は低く、さとりさんや六花さんの二の舞になると判断したので


二人で一緒に迫りくる敵に立ち向かうことになった。ただ、私たちでは得意なことも苦手なことも違うので


私は【深遠なる闇】との戦いの時に、瑠衣さんはアプレンティスとの防衛戦の時に中心となって互いに指示を出すようにしている。


…そして今は何度目かの深遠なる闇の撃退作戦中である。他のアークスや瑠衣さんと協力して深遠なる闇を追い詰めていた。


「当たると死ぬぞ…。」


「瑠衣さん!」


「さとりんさん!今回もここが正念場です!頑張っtt…」


視界がぼやける。最初にこれにこの現象に会った時は驚きを隠せなかったが、今ではもう慣れた。


そして目の前には深遠なる闇…そう。さとりさんの姿をした深遠なる闇。


いつものように深遠なる闇の攻撃をミラージュエスケープで回避し、ラフォイエを当てていく。


その後深遠なる闇から放たれる空からの攻撃を避ける…この攻撃を避けた後が撃ちこむチャンス!


私はその両手に火の属性と闇の属性エネルギーを溜め始めた。今となっては私の大技の一つである。


最後に放たれた空からの攻撃を避け…チャンス!と私がその両手を合わせようとしたその瞬間


…今までの深遠なる闇とは違っていた。


そのさとりさんの姿をした深遠なる闇は闇のフォトンを剣状にし、既に最上段から振りかぶっていた


…避けれない…!そう、さとりさんの姿をしているのだから私の心が読めてもおかしくはなかった。


そのことに今になって気が付いたのだが、もう遅い。その剣は勢いよく振り下ろされる。


…くっ…!


……目をつぶった私の前には謎の女性が剣を受け止めている。


「さとりん!今よ!」


一体どうやってこの空間に入って来たのか分からなかったが、私はその突然の声に我に返る。


はぁー!!!


その闇も焼き尽くす勢いの光線はさとりさんの姿をした深遠なる闇を倒し、消滅…いや撃退させた。


「はぁ…はぁ…」


「大丈夫ですか!?」


あれだけ膨大な闇のフォトンを受け止めていたのだから相当な負担がかかっていておかしくはない。


「すぐに救援を呼びますか…」


「いいのよ…。さとりん…。私は…もう…限界だから…。」


「…なんで私の名前を…。」


「やっと…会えたわね…私の…妹…。」


「えっ…」


驚くことにその人はこいしさんにそっくりな顔をしていた。


「私は…貴方に会えただけで…十分なのだから…」


「…え…私の…お姉ちゃん…?」


「…ふふっ、久々にお姉ちゃんって言ってくれたわね…って言ってもあなたは覚えていないわね。」


私の記憶の底にある小さな記憶。そうお姉ちゃんって言っていた人がどこかに行ってしまう記憶。


「…そ、そんな…突然出てきて、もうお別れななんて…」


「私は…もう…限界。でも…あなたは……強くなった…頼れる人も出来たのでしょ?」


「…嫌だよ…!もっと話したいよ…!」


「空間が元に戻るわね…さとりん…。頑張ってあなたを信頼してくれた人を…守るのよ…」


「おねえちゃ…」


その言葉を言い切る前に私は元の船の上に戻っていた。


「…」


「さとりんさん!なに棒立ちになっているんですか!一気に仕留めますよ!」


今度は瑠衣さんの声を聴いて私は我に返った。


…そして深遠なる闇を撃退した。


帰ってきたナベリウスの遺跡にて


「どうしたんです?今日はらしくありませんでしたよ?」


「瑠衣さん…すいません…先戻っててもらえますか?ちょっと…一人になりたいんです…」


「…分かったわ。先に戻るわね。」


瑠衣さんは先に戻っていった。その直後私は大泣きした。生まれて初めて大泣きした。


お姉ちゃんに初めて会って。それが最後の出会いだったとは、私は泣くことしかできなかった。


…どれだけ大声で泣いたのだろう。


一通りの気持ちが落ち着いたところで、私は新しい決意を決めるのであった。


「お姉ちゃん…私…さとりさんたちを守り切ってみせるよ!」


そう決意を固めて私は帰還した。


マイルームに戻ったら瑠衣さんが呼んでいた。


「あっさとりんさん。これ…」


そこには差出人不明のさとりん宛の箱が置いてあった。


…いったい誰が…いや…もしかして…


恐る恐る箱を開けてみた。そこには円形の武器が入っていた。


「これは…」


「…私への希望ですね。」


「?どういう意味ですか?」


「…フロティアオービット。私のお姉ちゃんが装備していた武器です。」


「お姉さん?さとりんさんのお姉さんは…」


「ええ、どこかに行ってしまったんでしょう。そしてこれを私にくれたんでしょう。」


「…そうですか。大切にしないといけないですね。」


…多分これを置いたのはきっとあの人だろう。


私とお姉ちゃんとの関係、そして私を信頼してくれる人たちとの関係を大切にするためにも…


全員目覚めるまで…頑張って守って見せる…!


エンドマークに希望と涙を添えて…
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[ 2016/01/18 04:50 ] 第1シーズン記事 | TB(0) | CM(0)

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